となりの姉妹(isbn:9784062135429)

独特の文で描かれる"縁". 長野まゆみは読み込んでいないのに著者らしさが伺えるような感じがする. 装丁が妙に凝っているなと思ったら, 祖父江慎で納得. 全ページ2色刷. 1色は本文の黒, もう1色は淡い色で本文の背景(便箋のような感じ?)になっている. 途中で背景の方の色が1回変わっていて意味を考えてしまう.
この前に読んだものが雨更紗(isbn:9784309009018)だったので13年振りの長野まゆみ. なかなか面白い. ここ最近の著作は気になっていたので集めてみようか.