Griffin Beacon
iPod touchとかとBluetoothで接続して, IR送信するリモコンデバイス. 操作対象は予め登録されているデバイスから選択するか, 赤外線リモコンからの送信信号を学習させることでボタンを登録するタイプ.
ざっと使ってみたところ(iOSアプリのVer. 2.6.2), こんな感じ.
- デバイスのアイコンの種類が少ない
- テレビ・プレイヤー・レシーバーの3種類(だと思う). プレイヤーには白と黒の2種類があるが, 何をキーにして切り替えているか不明.
- 送信用の赤外線LEDは1方向にしか付いていない
- 我が家のように全方位にデバイスがある部屋には向いていない
- Facebookアカウント(またはメーカーにアカウウントを作成)でiOSデバイス間で登録データの転送が可能(らしい)
- タイムアウトで保存できなかった(確かに使用した回線は遅いが...).
- 複数台のiOSデバイスを登録可能(らしい)
- 登録データ転送が出来れば試すところだったが, 再登録は面倒なので未実施.
- 設定を部屋毎に登録可能(らしい)
- 部屋毎というか,使う単位で設定に名前を付けておく感じ. Beaconを複数台用意して部屋別に設置する想定のようだ.
- 良く使うボタンをデバイスにかかわらず,集めて使用可能
- 登録済みデバイスのボタンを1画面に集約できる. マクロ設定も可能. 1〜120秒の遅延も設定できるので, BDP-93NXEの電源ON時のポップノイズを回避するとかも対応できる. マクロ設定は1登録につき, 電源ON/OFFの2種類のみ.
- 集約可能なデバイスは(フリックでスクロールする)設定画面で画面に表示されているデバイスのみ(スクロールアウトさせて別のデバイスを選ぶとスクロールアウトした選択が解除される)で, 最大7個まで. 「部屋」の設定を駆使して登録デバイスを分割登録しておく必要がある(アップデートで修正される可能性はあるが). ちなみに設定画面に表示されるデバイスの順番は不明(何かでソートしているように見えない).
- マクロ操作は「テレビを見る」「ムービーを見る」「オーディオを聴く」「カスタムの操作」の4種類で「カスタムの操作」以外は登録デバイスの種類が重要になるので適当にやっておくと後悔するかも(例えば「テレビを見る」ではテレビかプロジェクターを選択しなければならない).
- 使えなかった(学習できなかった)ハード
- ESOTERIC AI-10・ESOTERIC SA-60・SHARP DX-SX1
- 登録済みコードで使えたハード
- 学習は出来たハード(学習は成功したが,全部は試していない)
- SONY VPL-VW50・Pioneer LD-S9・Musical Fidelity CD1・MITSUBISHI MDT242WGII・TEAC LV-2600・simplism HDMI Switcher/Splitter 4x2・ONKYO ND-S1
AI-10の学習ができなかったのは残念だが,
- ボタンレイアウトは自由に出来る
- マクロの遅延電源ONが便利かも
- (当然だが)暗闇でもボタンが明るくて困ることはない
と, プロジェクターを使う時には役に立ちそうではある.